2012年2月22日水曜日

macで編集


macでHD編集しようと考えたら、データの読み書きの関係上当然のようにRAIDを組んであげないといけないわけなんですが、それができるのはmacproのみ。ぼくのようのなiMacがメインマシンだと、RAIDボードは詰めないわけで、映像編集は内蔵HDDか外付けHDDかの二択になります。結局のところHDD速度がでないのでリアルタイム再生をさせるためには、プロキシにして編集+最後に本データに置き換えて書き出しっていうのが通常の対応になります。
macはUSB3.0もSATA3もなかなか導入してくれないんですね。。

そこで登場したのが Thunderbolt 規格。FireWire800の12倍、「10Gbps」というのは外付けHDDの期待が持てるものすごい数値になります。iMacだけでなくmacproほかmac製品のThunderbolt をもつマシンのHD編集に道がひらけた印象です。
現状製品だとPromise Pegasus か LaCie little big diskとかでしょうか。

単純な編集だけでなく、AfterEffectsでCM等のCG合成にもHDDの遅延で作業効率をそがれるケースは多くありました。CG動画、静止画素材が何十本も重なったシーンを書き出すことになりますので、マシンパワーもさることながら、HDDの遅延により処理が重くなります。

FullHD、1フレーム分の非圧縮データ量がおおよそ20MB。1秒だと300MB。HDDのSATA2接続時HDDのR/Wは100MBs程度。当然遅延が起こります。
シーンやデータ形式に変わりますから一概に言えませんが、こんな素材を数十重ねたら処理に時間がかかって当然です。

今年から LaCie little big disk を導入して作業をしているのですが、内蔵HDDと比較して2-3割は早くなる印象です。LaCie little big disk単体のR/Wは180MBs。まだそれほど速くはないですが、HDDの遅延により処理が重くなるケースを抑えられます。

macpro以外のmacでの編集用途にThunderbolt HDDは活躍してくること間違いなしです。