2012年3月3日土曜日

EDIUSでProRes読み込み


納品物や確認用にwmvが必要になった場合、細かい設定ができて書き出し後の容量予想もしやすいEDIUSで書き出しをしているのですが、メインマシンはmacおよびAfterEffectsなのでデータを一度書きだしてから、EDIUSに取り込む必要があります。

そのデータ移動に劣化のないQuickTimeの非圧縮YUV8bitか10bitでやり取りすることが多いのですが、ProResが読み込みできるということで何度か試してみていたのですが、いまいち色味が一致せずに悩んでいました。

AfterEffectsでの波形
左がAfterEffectsでの波形。RGB最小値が15なのはミスです。この波形がEDUIS上で再現できれば問題ないのですが、なかなかうまくいってくれません。









EDIUSでの波形とプロパティ
でこちらがEDIUSで読み込んだ波形になります。全体的に色が浅いというか、ガンマ値を上げたような 印象になります。この解決法がわからずProResではなく非圧縮をわざわざ書きだすという一手間をするはめになっていました。。。




変更後、波形とプロパティ
EDIUS6へアップグレードを機にいろいろ機能をいじってみたのですが、ふとプロパティ見ていたら解決策に気が付きました。「色の対応範囲」をホワイトからスーパーホワイトへ変更したところあっさり解決。左図




なぜいままで気がつかなかったのかというほど、あっさり解決してしまいました。。
EDIUSでのProResの読み込みは、「色の対応範囲」を確認必須のようです。

以前アニメーション圧縮のQuickTimeを読み込んだ際に色が浅く悩んだことがありましたが、これが原因かもれませんね。
QTの圧縮方式の色域がRGBの場合は要確認、色域がYUVだと色が浅くなるような色変化はないのかも...間違ってるかもですが、なんとなくそんな感じで注意したいところです。